R/O は Rule Out(ルールアウト)の略で、意味は「除外する」。
カルテ上では病名を診断する際に他の病気の可能性を除外する際に用いる。
例えば、血液中の赤血球や白血球が減少していることが分かり再生不良性貧血ではないかと疑った場合、病名を確定するためには同じように血球が減少する骨髄異形成症候群や急性骨髄性白血病ではないことの確認が必要な場合がある。似たような症状を示す他の病気である可能性を除外することが病名確定の根拠となる。
R/O するためには検査の結果を待たなければならないことも多く、カルテには課題や計画(SOAPのP)として記載される事が多い。
使用例
- R/O MDS AML
- MDS(骨髄異形成症候群)とAML(急性骨髄性白血病)を除外する