インフルエンザワクチンの効果
接種後1~2週間で抗体価が上がり始め、3~5か月間効果が持続するとされます。流行株と一致すれば65歳未満の成人では70~90%予防可能との報告があります。
接種後の副反応
各種副反応が報告されています。ショック・アナフィラキシーのような即時的副反応の他、急性散在性脳脊髄炎のように2週間たってから症状が発現する遅発性のものがあります。
2015年度製造株
今シーズンから4価ワクチンになりました。
A型株 | A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09 A/スイス/9715293/2013(H3N2) |
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B型株 | B/プーケット/3073/2013(山形系統) B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統) |
他のワクチンとの接種間隔
他のワクチン接種の後にインフルエンザワクチンを接種する場合
不活化ワクチン(肺炎球菌ワクチン、サーバリックスなど)を接種した場合 7日間
生ワクチン(麻疹ワクチンなど)を接種した場合 28日間
インフルエンザワクチン接種の後に他のワクチンを接種する場合
不活化ワクチン、生ワクチン いずれも 7日間
ただし、医師が認めた場合は複数の不活化ワクチンは同時接種が可能です。