2013/11の日本肝臓学会C型肝炎治療ガイドライン(第2版)に、シメプレビル(ソブリアード)が複数の領域で第一選択として記載されました。
発売前にも関わらず記載されたことは、ソブリアードの良好な治療成績とそれに対する期待を物語っています。
ただ、この期待される治療への併記として、「治療待機」という選択肢も複数の箇所に記載されています。
これは、ソブリアードに匹敵する治療が近いうちに登場することを念頭に設定されていると思われます。
具体的にはインターフェロンを使用しない2剤併用などで、今後C型肝炎の治療は激変する可能性もあります。