抗体薬物複合体(ADC)


抗体と低分子薬物をリンカーで結合したもの。

抗体薬物複合体(ADC)作用機序

  1. 標的細胞表面の標的分子にADCの抗体部分が結合する
  2. ADCが細胞内に取り込まれる
  3. 細胞内でADCのリンカーが切断される
  4. 細胞内で低分子薬物の薬効が発揮される

抗体が標的とする分子が発現している細胞でのみ薬効が発揮される。
全身の副作用を抑え、標的細胞に集中して薬効を発揮できる。

日本国内のADC

2014年7月時点ではCD30を標的としたアドセトリスとHER2を標的としたカドサイラの2医薬品が上市されている。

今後のADC

現在がん領域で活用されはじめているが、もともと抗体製剤が使用されている分野、例えばリウマチや膠原病などの領域でもADCの効果が期待される。


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